奄美大島に移住して1ヶ月が経ちました。島の生活で感じること。

先月の6日に奄美大島に移住して、早いもので1ヶ月が経ちました。

 

1ヶ月生活して感じたことを正直に書いてみよう。

ここに書くのは、あくまでまだ1ヶ月しか島で生活していない僕の感想です。

島の人からすれば「そんなことない!」ということもあるかもしれないけど、思ったままに綴ります。

 

とにかく雨と風がすごい

「1ヶ月生活してみてどう?」

 

と聞かれたら真っ先にこのことを話すでしょう。

 

おそらく、1ヶ月住んでいて1日気持ちよく晴れたのは3日くらいしかない。

それ以外の日は、必ずどこかで雨が降る。

 

奄美大島は、日本で一番日照時間が短く、特にこの1月2月は雨が多いと聞いていたけどここまでとは・・・

 

しかもね、めちゃくちゃ風が強い。

傘さしても一瞬でぶっ壊れるような風が吹く。気温は10℃越えるのに、この風のせいで体感温度は低いです。

 

この時期に島に来る人は気をつけてね。

朝起きて「やばーい!今日めっちゃ晴れてる!!!」と思っても、すぐ天気変わるから。

傘や雨具は必須です。

 

娯楽が少ない

雨降って、車もなかったら正直することありません。

 

部屋の掃除して、ご飯食べにいって、昼寝して、最近ダウンロードしたファイファン7やって寝るだけ。

 

だってね、映画館とかゲーセンとかボウリングとかまったくないもん!!!

映画館っぽいのはある。だけど、上映しているのは2作品だけ。しかも一つは仮面ライダー。

 

娯楽といえば、パチンコ、飲み、キャバクラ。

 

島出身の人に移住してきたことを話すと

「島はなにもないでしょう。今は楽しいかもしれないけど、1年もしたら飽きるよ。」

と言われたことがあったけど、なんとなく分かる。

 

僕はまだ外から来てるから、マリンスポーツやったり、写真撮りにいったりしたいと思うけど、地元で子どもの頃から住んでいる人にとってはもうすることないんだろうな、と思う。そう感じる人がいるのも分かる。

 

名瀬は中途半端に都会

今、自分が住んでいる地域は名瀬という地域で奄美群島の中では一番都会です。

コンビニもあればAEONもある。ヤマダ電機もあるし、飲み屋街の屋仁川通りは鹿児島で2番目に大きい飲み屋街です。

 

人口密集地域でドローンも飛ばせないし、生活にはそこまで困ることない。

とはいえ、娯楽がいろいろあるわけでもないし、街は1日あれば大体歩ける。

 

都会に違和感を感じて島に来たものとしては、正直少し物足りない感じはある。近所づきあいもあるわけではないし、街を歩いていて知らないおっちゃんにいきなり声をかけられるようなこともない。島感を感じるなら、もっと集落に行った方が楽しめるんだろうな、とは思っています。

 

まぁ、今年は1年かけていろんな人と繋がって、その繋がりから空き家を探すのでもいいんやけどね。

 

ふとした時の景色は本当にきれい

最近、たまに走っているんです。

とはいえ、書いたように雨が多いからタイミングよく晴れたときだけなんやけどね。

 

往復で5kmくらいかな。海岸沿いの道を走ってるんやけど、そこは本当に気持ちいいです。

浜風が心地いいし、都会といった名瀬の辺りでも橋の上から海の底が見えるほどに海の透明度は高いです。

 

ジョギングしながら風を感じて、ふと横を見ると透明で真っ青な海が広がっている。

思わずため息が出るし、最近一番幸せを感じる瞬間です。

 

先日、島で知り合った人が

「都会と島は風が違う」

と話していたけど、言ってる意味が分かる。

 

ふっと香る風の匂いが違う。

何が違うって、まだ言葉にはできないけど風が本当に気持ちいい。

 

 

1ヶ月経って分かったことはたくさんあるけど、やっぱり島に来て良かったなぁ。

さて、島の女の子と飲んでこよう。