奄美大島に咲く桜は、本土の桜とは違います。
本土ではソメイヨシノが有名ですが、奄美大島ではヒカンサクラという桜が咲きます。
ヒカンサクラってどんな桜?
僕もまだどんな桜か、詳しくは知らないのですがネットで調べてみました。
ヒカンザクラ(緋寒桜) とは、バラ目バラ科サクラ属の落葉小高木です。 別名で、カンヒザクラ(寒緋桜) とも呼ばれます。
まだ寒い早春に、葉より先に、緋色または濃桃色の小花を枝一杯に咲かせますが、樹姿はまとまりのある姿をしています。 花は開ききらず俯きかげんに咲きます。 花弁ばかりでなくガク(萼)も緋色をしています。
(かぎけんWEBより)
花の色は濃い目で、1月から3月にかけて咲きます。
日本では、沖縄や鹿児島地域に見られる桜のようです。
本土の彼岸桜(ヒガンサクラ)と間違われることが多いため、寒緋桜(カンヒサクラ)とも呼ばれます。
どこで咲いてるの?
奄美大島では、龍郷町の秋名集落の辺りに桜並木があります。
空港から行くと、名瀬の方に向かい、龍郷の市役所がある道を左に行かず右に行きます。すると海沿いの道になりますが、しばらく行くと秋名集落が見えてきます。
名瀬から行っても車で20分くらいです。1月末が見頃らしいので、この時期に奄美大島に来る人はぜひ見に行ってみてください!
1本だけが今が見頃
1月から3月に咲くといえど、通常は1月末が見頃です。
まだ咲いていない。
桜並木も、ほとんどがこんな感じでした。

つぼみすら出ていない・・・
しかし、1本だけ明らかに他とは違う色をしていて、遠目から見てもそれだと分かる木がありました。
それがコチラ。

隣の木と比べても、全然違うのが分かりますか?
1本だけ先走って咲いちゃってます。
あわてんぼうのサクラです。笑
見ていただくと分かるように、通常の桜よりも色が濃いです。
そして花はどんなのかと言うと・・・

花の感じは本土の桜とは同じですが、色づきだけこっちの方がやっぱり濃いですよね。
これが奄美大島で見られる桜です。
今ならこの1本が見頃、そして1月末には桜並木が見頃ということなので、ぜひこの時期に奄美大島に来る人はヒカンサクラを楽しんでみてください!