奄美大島でコワーキングゲストハウスをやりたい

こんにちは。いおんです。

奄美大島に移住して半年が経ちました。

来た当初は島で特にやりたいこともなく、ただ「島での暮らしを味わいたい」と思って来たぼくですが、最近やりたいことができてきました。

それは・・・

 

奄美大島でコワーキングゲストハウスをやりたい!!!

 

奄美大島にあるコワーキングスペースについて

奄美大島の中でも奄美市は今、フリーランスが最も働きやすい島化計画を進めています。

計画の一環として、奄美市笠利(空港の近く)に1時間50円で使えるコワーキングスペースを建てたり、ライター業やハンドメイド商品をネットで売る方法を学ぶフリーランス寺子屋を開催しています。

このコワーキングスペース、ぼくも何度か使わせてもらったのですが、正直使い勝手が悪い

 

空いているのは9時から17時と、役所と同じ時間ですし土日も空いていません

ぼくと同じようにリモートワークをしている人に話をすると、だいたい「なんで?!」と返ってきます。

 

都市部からは車で40分かかりますし、周りには商店がひとつくらいしかない。

 

実際に使用者がいるか聞いたところ、1週間に一人くらいだそうです。

ぼくが行ったときもほとんど貸切で、人と会ったのは1、2回くらい。

しかも島の人ではなく、東京から来たデザイナーやプログラマーばかりでした。

 

島外から来た人が興味本位で覗いてみる、そんなスペースになっているように感じました。

 

コワーキングスペースの需要はあるの?

とはいえ、コワーキングスペース自体の需要はあるように感じます。

 

現在、奄美大島では移住してきたプログラマーやWebデザイナーも結構いらっしゃいます。

島の中でも、先ほど挙げたフリーランス寺子屋でフリーランスを増やす動きがあります。

フリーランス寺子屋に参加された方の中には、どこかに作業スペースがないか探している人もいました。

 

それに、特に島外の人にとっては、しばらく島に滞在しながら仕事をするというのは新しいライフスタイルになるんじゃないでしょうか。

 

先日、プログラマーをしているぼくの友人も、3週間くらいぼくの家に滞在していました。

滞在中もネットがつながれば仕事はできますので、基本的にずっとぼくの家で仕事をしていて、晴れたらたまに海に行ったり飲みに出かけたりしていました。

リモートワークを取り入れる会社が増えた今、期間限定で仕事の場所を変えるスタイルはありじゃないかと思います。

 

高知に移住されたヒビノケイコさんもブログで同じようなことを言っています。

 

気分転換にカフェで仕事をするように、「今月は島で生活してみよう!」となれば楽しくないですか?

 

提供したいのは新しいライフスタイル

以前、ある地方に移住して、市と協力して移住促進をしている友人がこんなことを言っていました。

移住ブームは一時期ほど盛り上がっていない。地方は「ぜひ移住を!」と盛り上がっているが、都会の人たちはそんな流れに飽きている印象だ。やっぱり都会の方が便利だし仕事もやりやすい。ただ、移住とまでもいかなくても田舎と繋がりを持ちたい人はいる。

 

都会の生活に疲れていても、なかなかいきなり放り出して移住するってのは、やっぱりハードルが高い人も多い。

家族もいるし仕事もあるし、友達もいる。それを突然えいやっ!と投げ出すのは難しいです。

 

だけど、そんな人たちも田舎には接点を持っていたい。

たまには都会から離れてのんびり暮らしたいし、土や自然に触れたい。

年のほとんどは都会で生活しているけど、数ヶ月は別のところで暮らす多拠点生活がこれからブームになるんじゃないかと思うんです。

 

奄美大島でもしコワーキングゲストハウスができたら、3階建てにしたい。2階と3階はゲストハウス。

1階はコワーキングスペースで、島の人も利用できるし高校生が試験勉強ができるスペースも作れるといいな。

島のデザイナーやライターと、内地のフリーランスの人が交流できて「このまま夜、屋仁川に飲みに行こう!」となると最高!

 

行ったことないけど、千葉の金谷にあるコミュニティスペースまるもがイメージと近い気がしています。

こんなスペースを生み出せるといいな。

 

まずは物件探し。

自販機の下の隙間に落ちてないか探してみよう。