【終了しました】50円ドローンキャンペーンをやってみて分かったこと

こんにちは。いおんです。

去年の12月、こんなキャンペーンをはじめました。

 

おかげさまで現在までに20名ほどご連絡いただいております。「もう埋まっちゃったんじゃない?」と言われますが、まだまだ空きはあるので希望される方は早めにご連絡ください!

ドローンのニーズが見えてきた

依頼内容は様々です。

・観光の思い出に景色のいいところで撮影してほしい

・サーフィンの様子を撮影してほしい

・畑の周辺の様子を上空から撮ってほしい

・集落全体を撮影してほしい

・卒業記念にクラスみんなの記念映像を撮ってほしい

観光客には海が綺麗なところでの撮影や、マリンスポーツをしているところの撮影が喜ばれますし、島の人には自分が住んでいる集落を上から見た映像が喜ばれています。農業をしている人は畑の全体像や周辺の荒廃地がどうなっているか知りたい、というニーズがあるようです。

今までは自分で景色が綺麗なところだけを撮影していましたが、こうやって人から依頼されると、ドローンのニーズがどういうところにあるのか身をもって知れます。それに今までにない撮り方をするので撮影技術もアップしてきました

 

なんで50円だったの?

「ほんとに50円でいいんですか?」

このキャンペーンをしていて、一番言われたことです。撮影後、データをお渡しして「すみません、代金50円をお願いします。」と言うと、だいたい「ほんとにいいの?!」と言われます。

なぜ50円でやったのか。

ここには、戦略的に裏付けされた深い深いワケがあったのです。

 

簡単に一言で言うなら・・・

 

 

ノリです!

なんとなくおもしろそうだったからです。

 

100名というのも勢いです。いざやってみるとスケジュール調整とか大変で、若干後悔しています。笑

キングコング西野さんの弟子のホームレス小谷さんが自分の一日を50円で売ってておもしろいな、と思ったので自分もやっちゃっただけです。深い戦略なんて全くもってありません!

よく「それじゃ食べていけないでしょ?」と言われますが、そんなことは二の次なんです。大事なのは、おもしろいかおもしろくないか。

 

50円以上のものをいただいております

とはいえ、50円にしたことは結果的に良かったと感じています。なぜなら50円以上のものをいただいているからです。

50円という金額は、さすがに申し訳ないという気持ちにするようで、多くの人がお札を渡してくれます。それにジュースやご飯をおごってくれて、平均すると1回の撮影で2,000円くらいいただいております。

ひとつだけ注意しておきますが、これから依頼する皆さんに2,000円くらいを求めているわけではありません。ぼくはあくまで50円キャンペーンなので50円でいいと思っています。プラスアルファがなかったとしても、咎めるつもりは毛頭ありませんのでご安心ください。

いただいたもので印象的だったのがこれ。一円札を50枚です。

こういう思いがけない出会いがあるのは本当にありがたいし、楽しいなと感じております。島の人と一緒に撮影すると、自分が知らなかった景色にも出会えておもしろいです。

 

これからドローンでやりたいこと

撮影をしていて楽しかったのは景色よりも人の撮影でした。綺麗な景色をうまく撮るのももちろん好きなのですが、被写体がいて思い出となる映像を撮れるのがやっぱり楽しいなーと思いました。

観光に来て、一人あたりドローン撮影に払える金額といえば3,000円〜5,000円でしょう。一人だとちょっとしんどいけど、グループでの撮影なら対応できるなと思っています。

たとえば撮影は2人からで、2人だと10,000円、3人だと12,000円、4人は14,000円と人数によって価格を分けてサービスを提供できるといいかな、と考えています。

あとはマリンスポーツ系。バナナボート、SUP、ウェイクボード、カヌーの撮影をしたい。すでに一緒にやろうと話しているマリンレジャーショップもあるので、そこから展開できるといいな。ドローンの操作体験もおもしろいかも。

奄美大島ではすでにドローンを持っている人がたくさんいて、仕事にしている人も多いです。特に注目しているのはあまみカメラさんとiLandさん。

 

あまみカメラさんは、現在「奄美大島 ドローン」で調べるとトップに出てくるところでNHKにも映像提供しています。映像が綺麗で編集も早いです。

 

iLandさんはKKBふるさとCM大賞で受賞したこともあり、映像へのこだわりがすごいです。空撮もこのクジラの映像がもう、とにかくヤバい!!!

いい映像を撮ってほしいなら、ぼくよりもあまみカメラさんやiLandさんにお願いしてください。生まれも育ちも島の人なので、ぼくよりも島のいい場所を知っています。

 

こういう他に空撮をしている人とうまく差別化しつつ、島で安全に楽しくドローンが使われるようになっていけばいいな、と思っています。

50円ドローンはまだ人数に空きがありますので、興味がある人はぜひお申し込みを!!!