SONYのコンパクトデジカメ(DSC-RX100M5)で水中写真を撮ってみた

こんにちは。いおんです。

ついに買っちゃいました・・・

そう、SONYのコンパクトデジタルカメラ、DSC-RX100M5を買ってしまったのです。

やっちゃいましたね。

なぜ今更コンパクトデジタルカメラを買ったのか。それは海の写真を撮りたかったからです。

今まで、空と陸の写真は十分に撮影できていました。SONYのミラーレスカメラは持っていましたし、DJI社のドローン、Phantom4proも持っていました。

陸と空が撮れるなら、次はやっぱりですよね。先日フォトツアーサービスを開始して、マリンレジャーのショップとコラボすることも多くなりそうなので、海の写真も綺麗に撮れるようになりたいと思っていたのです。

やっと購入したカメラが届き、早速海で撮影してきました。実際に撮影した写真も見せながら、使ってみた感想をお伝えします!

なぜSONYのDSC-RX100M5にしたのか

もともとGoProは持っていました。GoProHero5を持っていたのですが、どうも色合いが気に食わなかったんです。光の加減なのか、ぼくの撮り方や設定が悪かったのは分かりませんが、撮影したものを見ても綺麗と感じられなかった。なので、新しく水中カメラを買おうと思っていました。

水中カメラと言えば、まず名前があがるのがOLYMPUSのTough TG-5です。

ハウジングなしでも15mまで潜れ、4K動画も撮影できるし水中モードも充実している。水の中をGoPro以外のカメラで撮影したいと思った人がまず手にするカメラでしょう。ぼくも多くの人からTG-5を勧められました。

しかし、今回購入したのはSONYのDSC-RX100M5。毎日のようにレビューや購入した人の評価、撮影された動画を見比べました。

大きな決め手となったのは、すでに持っているカメラがSONYだったことです。もしTG-5であれば、水中以外の利用シーンは少ないかもしれません。しかし、同じSONYであれば他の使い方もできる。たとえば結婚式の撮影のときに、もう一台の撮影カメラとして利用できる。その汎用性からSONYを選びました。

DSC-RX100M5はSONYから専用のハウジングが出ていますし、水中撮影用のホワイトバランスモードが搭載されています。下の動画を見ても、申し分ないと思い購入に踏み切りました。

ちなみに通常撮影時の写真はこんな感じです。普段使うカメラとしてもその性能は申し分ない。

ハウジング(MPK-URX100A)をつけて撮影してみた

DSC-RX100M5は、そのままでは防水ではないので水中に持って行けません。専用のハウジングを装着する必要があります。

ハウジングをつければ水深40mまで撮影が可能!ハウジングって最初ドキドキしますね。本当に水が入ってこないか、事前にお風呂で確認して持って行きました。

撮影は全てプログラムオートモードで撮影しました。では、撮影した写真をご覧ください。

この3枚の写真はホワイトバランスを水中モードにしただけで、加工は一切していません。それでもサンゴの色合いもしっかり出ているし、魚もピントがあって撮れています。はじめての水中撮影でこれだけ撮れるなら、買ってよかったかな。

ワイドレンズ(UWL-H100)をつけて撮影してみた

今回購入したのはこれだけじゃありません。よりワイドに撮影できるレンズも合わせて購入しました。

どうしてもドームレンズは欲しかったんです!というのも、下の写真のような半分水中の写真を撮りたかったから。こういう写真はドームレンズをつけていないとうまく撮れません。ちなみにこの写真は今回のカメラではなく、以前GoProで撮影したものです。

では、レンズを着けて実際に撮影した写真をお見せします。ワイドレンズをつけると下の写真のように広い範囲を撮影することができます。

でもね、写真を見てもらうと分かるように四隅に黒い影が写ってしまっているんです。これはドームレンズのプロテクターが写り込んでしまう現象ケラレというそうです。少しズームにすれば見切れるので大丈夫なのですが、まったくズームにしない状態だとこうなってしまう。これは撮影時注意しないとダメですね。

青の洞窟を撮影したときに感動でした!

光の筋もしっかり見えて、これは他のカメラじゃ写せなかったと思います。これだけでも大満足!

半分水中の写真も撮ってみたのですが、ズームの加減とピントをどこに合わせるかが難しくてまだ綺麗に撮れません。これは練習あるのみですね…

あと、ドームレンズは水滴がついてしまうと画面にモヤがかかったようになってしまう。撥水加工するといいようなので、次回やってみます。

水の飛沫具合はすごくいい感じ。飛び込みのときには連写機能使えばベストショット狙えるので使いやすい!!!

使ってみた感想とこれからの課題

やっぱりGoProとは違う!

まだ撮影して2日ですが、GoProとは違う色合いに満足!普段の撮影にも使えるし、ひとまず投資した甲斐はあったなぁと思います。

でも、GoPro使って撮影している人でめちゃくちゃ綺麗に撮ってる人もいますよね。どうしてるんでしょうね。編集の技術なのか光の使い方なのか…ぼくはGoProを使いこなせなかったようです。

連写モードが使いやすい

水中撮影はなかなか良い構図での撮影が難しいです。泳いでいる魚を真横から捉えるのはなかなかできません。そんなときに便利なのが連写モード。シャッターを押しっぱなしにするだけで複数枚写真を撮ってくれます。

DSC-RX100M5では連写スピードがHigh、Middle、Lowから選べるのですが、Lowで十分です。Highは相当連写スピードが早く、水中でシャッターを少し押すだけで数十枚の写真が撮られてしまいます。ハウジングを着けてシャッターの感覚に慣れないと、かなりの数の写真が撮られて選別が難しいです。

とはいえ、この連写モードがあるおかげで一瞬を逃すことが少なくなるのでシュノーケリングでの撮影にはすごく便利です!

水中は光の加減が難しい

水中は光の加減が難しいですね。太陽の光の差し込み具合で綺麗に撮れる方向とそうでない角度があるようです。潜ったときにぐるっと一周まわり、どの角度が綺麗に撮れるか確認してから撮るのが良さそうです。

水中は当然光が少なくなるので、うまく撮るのが難しくなります。ISOはオートにしていますが、光が少なくなるとシャッタースピードが遅くなるのでブレやすくなる。水中でもブレずに撮るためには光が必要になるので、ストロボはいるかなぁ…なんて考えてしまうのです。

うーん、出費がかさむ。。。とんでもない世界に迷い込んでしまった気分です。

もうちょっといろいろ設定をいじって撮影を練習してみます。でも、Instagramのダイビングショップの人の写真とか見ると、やっぱり全然写真の鮮やかさが違うんです。そういう写真を見ていると、きっとぼくはいつか水中用の一眼レフカメラを買ってしまうんだろうな、なんて思います。

まぁまずは今回買ったカメラを使いこなせるように頑張ります!

 

最後にDSC-RX100M5で撮った動画を載せておきます。4Kなのでなかなか綺麗に撮れたんじゃないかと思います!どうぞご覧あれ。